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2008年06月16日

トリプルマーカー検査(後編)

(前編のあらすじ)
胎児がダウン症かなどを検査するかどうか
家族であれこれ会議した結果、質問の結果如何で決めようという
問題先送りの結論に至り、重い任務を背負って産院へ向かった私。


かくして翌月の検診
「トリプルマーカー検査は受けますか?」
早速、おもいきって聞いてみた。
「検査を受けて陽性だった場合、赤ちゃんを諦める選択肢はあるのでしょうか?」
「障害があっても一生懸命、たくさんの方が育ててらっしゃいますよ」
「いえ、一般論ではなくて・・・可能か不可能か知りたいんです」
「検査で100%決まるわけではないんですよ」

なかなか核心部分を語ってくれない。
言いにくいなら、そもそも検査を進めないでほしい。
検査結果の対応について何も教えず
検査するかしないか、それだけを何度も聞いてくる。

おかしくないですか?

そういう事はそもそも検査資料に書いておくべきではないのか。
こっちは1ヶ月どれだけ悩んだと思ってるのだ。
胎教に悪いんだから、何度も聞かせるな。
その答えによって検査するかしないかが決まる。
私は家族からその全権を託されてしまっているのだ。

そしてややイラつきを抑えながらの押し問答の末
オブラートに包みながら
ようやく、選択肢がある事が分かった。
「じゃあ、検査します」

すると
「では、陽性だったら堕ろすという事ですね」

・・・・絶句!

・・・な、な、なんてこと言うの!?
・・・ふ、ふ、ふざけるな!!

とブチきれそうになったが、ここは

「そんな事は結果を知ってから決めますよ!」
と返事した。
まったくもって許せない一言であった。

恐らく看護婦さんは「堕ろすなんて酷い親ね」
という勘違いから来る怒りがあったのかもしれない。

しかし、こっちは慎重になりすぎて
「検査します」「検査しません」
さえ決められないだけなのだ。
さらに夫の両親も巻き込んでの会議で
自分の意思だけでは決められない切羽詰った状態。

今思えば検査ができることを隠して
一人で「検査しない」と判断してしまえばよかったのだが
それで出産した時障害があったら
検査しなかった事を責められるんじゃないか
そういう不安にさいなまれ
大事になってしまったのだ。

妊娠中は恐ろしくデリケート。
決断などできようはずもなかった。
今ならはっきり言えるが
陽性でも産んだだろう。


さて後日、検査は無事陰性でした。

確率から言ってほぼ当然の結果なのだが
(年齢が高いほど確率が上がる。
20歳→1177分の1
30歳→704分の1
40歳→87分の1)
するかしないか悩んだ1ヶ月
検査したあとは
結果が出るまでハラハラ待ち続けた2週間
加えて看護婦さんの衝撃の一言

今の私の気持ちとしては
「しなくていい苦労」
だったのではないかと・・・。

弱気の選択肢かもしれませんが
この検査、よほど確率が高い世代でなれば
おススメしない。

妊婦の精神衛生上、そして胎教に絶対悪い気がします。



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2008年06月09日

トリプルマーカー検査(前編)

妊娠4ヶ月を過ぎて検診に行った日のこと。

「トリプルマーカー検査はどうしますか?」
は?
そういえば最初の検診の時
もらった書類の束に
なにやらそんなものがあったような・・・

「では次回までに決めてきて下さい」

というわけで
寝耳に水の検査について
早速家に帰って書類を読み直してみた。

〜トリプルマーカー検査〜
妊娠中期まで進んだ胎児に
・ダウン症があるかどうか
・脳や脊髄などの形成異常があるかどうか
を推定する検査。推定であって、確定ではない。
お母さんの血液で検査できる。

うーむ、これは・・・
もし陽性になったらどうするんだろ。
ものすっごく悩む事になるんじゃないか。
これはこれは、生命に関する難しい問題。
検査費用もかなり高いし
むしろ検査しない方がいいんじゃないかなぁ・・・。
とすっかり怖気づいた私。

そして帰ってきた夫に話すと
案の定「検査しよう!」
何でもやらないよりやった方がいいという考えで
内容について、絶対深く考えていない。

「あのね、陽性になったらどうする?
そうなった時の事、具体的に考えてみて。
今回の子供は諦めるとか?
今更そんなことできる?

でも何もしないで、
産むまでずっと
この子は障害があるかも・・・って思いながら
つらい妊娠期間を耐えるよりは
産むまで分からない方が良くない?
だったらだったで。
産んじゃえば踏ん切りつくし。」

そんな話をしたところ
やっぱり悩み始めた夫。

決まらない。

夫は一応経験者の両親にも聞いてみよう
と言い出した。
これまた同じ事になるよなぁと思いつつ
聞かなきゃ夫が決められないなら仕方ないと、
聞いてみた。

「検査した方がいい!やらないよりやったほうが!」

同じだ。

また同じように説明しなければならない。
私、絶対胎教に良くないから
何度も言いたくないんだよなぁ
こんな悪い想定の話は・・・。

で、やっぱり悩み始めた両親。

ところで
そもそも「産まない」って選択など、できるのか?
法律で何ヶ月以下って決まってるんじゃなかったっけ。
それってもう越えてるんじゃない?
じゃあ今更検査しても
心の準備ができるってメリットだけか?

よし、では
検査結果が陽性だった場合に
選択肢はそもそもあるのか、ないのか。
それを確認して、
選択肢がないのだったら、検査しても意味ないので
検査しない。ということにしよう。
たぶん検査しない、という事になるだろう。

なんだかそんな事に決まった。
問題の先送り以外の何者でもないのだが
とりあえず今決めなくてすむ。
そこにすがった結論と言えよう。

後編につづく。



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2008年05月15日

立会い出産

立会い出産・・・
この言葉は胸がチクリと疼く思い出となりました。

私の出産のイメージは
廊下に親族一同固唾を呑んで待ちわびるなか
「オギャーッオギャーッ」
ホッとした空気が廊下に漂い、分娩室のドアが開く。
部屋では手を握って励まし続けた夫が
「よくやったな」と妻をねぎらう。
緊張が解けた妻、ホロリ。
夫のほうがヘトヘトに見える。一緒に出産したんだもの。
「ありがとう・・・かわいい」

昔からこんなだ。

だから、立会い出産が嫌だとかのたまう夫は
夫として失格であり、当然離婚事由になりうる。
妊娠が発覚し、これを最初に夫に言ったときは
(本当に嫌なんだけど嫌と言えなくなった・・・)
という表情がありありと浮かんでいました。
仕事を理由に無理かもと言い続けた夫と
じゃあ離婚と言い切って脅す私。
長い妊娠期間の間に彼も覚悟を決め
夫の立会い出産は公然の約束となりました。

さて、出産の朝。
予定日より早く「おしるし」があり
これは「そろそろ産まれる」というサインであって
「今日産まれる」というサインではないのだが
母が「今日よ今日よ!」と断言した為
「今晩産まれるかもよー、昼寝して準備しておいて」
と早朝から夫に電話しておきました。
思えばこれも小さな間違いだったのかもしれない。

午前中は早く産まれる様にと
ウォーキングに勤しみ(3時間半)
午後からほんのりと陣痛が始まりました。
当然陣痛は経験したことがないため
これが陣痛!とそのときは言い切れなかったのだが
なんとなく定期的に痛い。それに結構痛い。

陣痛が10分間隔になったら病院に来いと言われてたのだが
病院に電話しても「8分間隔になったら」「5分間隔になったら」
と縮まるばかりで、なかなか「来て下さい」と言ってくれない。
グズグズしてる間に
行く途中で破水とか産まれちゃうとか・・・
そんな事があったら怖すぎる!

というわけで
はっきりとした5分間隔になる前に
「とっても痛い陣痛が5分間隔です」
と嘘をついてまで初産婦にありがちなフライングを犯し
おにぎり作って、夕方、母と病院に乗り込みました。
この時点でも夫に連絡。
「準備してるからね、がんばれ!」と彼も臨戦態勢。

そして病院。
・・・やっぱり早かった。
「今晩かもしれないし、明日明後日かもしれない。」
「なんとも言えない。」
・・・微妙すぎる診断。

陣痛室で母と二人、おにぎりモリモリ食べつつ様子を見てみたが
1時間待ってみても分からない。
本当にこれが陣痛なのか私にはもう分からない。
だから誰にも分からない。

自信がなくなったせいか痛みも治まった気がするので
いったん帰ろうと思ったが
「もう危ないから、念のため泊まった方がいい」
という事になってしまい、母だけ帰宅してしまった。
あーもったいない、入院費。1万円くらいするのに。

明日の朝になったら夫も仕事に行ってしまうので
夜のうちに産みたかったのだが
これは難しいかも・・・。
そんな状況を夫に連絡。
「今晩か明日以降か、まだ全然分からないの」
「いつでも電話受けられるようにしておくから!」
頼りになるぅ。

そんじゃーとのんびり構えてベッドに横になること30分
・・・きたきたきた!
これは・・・陣痛だ!
今までの比じゃない辛さ!
さっきまでの私に教えてやりたい。
「そんなのは痛いうちに入らぬ」と!

助産師さんに診断してもらうと
「子宮口が開いてます、今晩産まれますね」
ついに来ました。
早速夫に電話。・・・で、出ない、全然出ない。
陣痛は容赦なく襲い、もう立っていられないと一度電話を切る。
嫌よっこのまま一人で産むのだけは!
そうだ、母に来てもらおう!

「もしもし、産まれそうなんだけどぉ!!」
「んーなに?」
「彼電話が通じなくてさ!!」
「ん?でどうすればいいの?」
「彼が来れなかったらお母さんに来てほしいんだけど!!」
「んん、んでどうすればいいの?」
「・・・(埒が明かない、何故?)・・ウッ陣痛来た!」
助産師さん登場、「いま旦那様から病院に電話あって、来ますって」
「じゃ来ないでいいわ!」
「ん〜じゃあねぇ〜」

ああ、親族一同廊下で見守る(自主的に)のイメージが遠のく。
(後日、この時母は完全に寝ぼけていたと判明)
でもいいわ、夫がいれば。そうよ家族だけの出産、いいじゃない!
うぉぉ、でもこりゃあ痛いわ!

陣痛室では隣の部屋のお産が始まり、看護師さんも出払い
孤独な戦いが続く。
早く来い夫!
腰をさすってくれ!
汗拭いてくれ!水取ってくれ!
ハッでも彼ったら写真とか撮りだしちゃかも
苦しみつつ最低限の顔をキープしたい・・・
無理だ、写真はやめろと言おう。

隣の部屋からはすごい「いきみ声」が。
恐ろしい声だ。
夫がこれ聞いたら引いてしまうのでは。
もうちょっといい声(色っぽい声)でいきめないか。
ちょっと練習してみよう・・・
無理だ、そんな事やってる場合じゃない。

陣痛の合間にさまざまな考えが浮かび
陣痛に襲われる度に消えていく。

にしても遅すぎるぞ夫!
事故にでもあったか?
こんな時にやめてくれぇ!

ついに隣から産声が。
おめでとう!おめでとう!
私も無事に産めますように・・・
ってもうなんか出てない?
看護婦さーん、誰かー!

天の助け(?)やっと誰か通り過ぎようとするのを呼び止める。
「あ、あの〜!!」

「ちょっと見てみましょう・・・あ、もうお産ですね!」
「はひー」(でしょう!?)
「よく一人で頑張りましたね」
「はひー」(そうですとも!)
「旦那さん遅いですね。連絡してみますね。」
「はひー」(ほんとですよ、まったくもー!)

バタバタとお産の準備がはじまる。
「旦那さん、家にいました。今から出るそうです!」
「・・・・!!!」
「ど、どうしますか?待ちますか?」
「もちろん待ちません!!」

そして初産にしてはとても早く
陣痛室に入ってから2時間足らず
分娩台に乗って30分もたたず長男誕生。
縫合もすべて終了して、分娩台で我が子を抱き
入院中に食べる食事のメニューの説明などを聞いている時に
ようやく夫は登場した。

「・・・ご、ごめん!」
「おおおお遅いよ!!!」

遅刻の理由を聞けば、
朝からワクワク浮き足立って昼寝もできず
病院から電話があった時には既に疲れ果て
急な眠気に襲われ運転するのは危ないと考えて
仮眠を取った・・・らしい。

あほー!!!

そんなしょうもない理由で・・・!


私の出産はこんな顛末となりました。

ま。その時はもう一生許さんと思った私ですが
夫はあまり子供に興味を持てないタイプかと思っていたのに
その後はめちゃめちゃデレデレ、親の自覚も芽生えたようで
「立会い出産じゃなくてもこうなるのね〜」
と安心している今日この頃です。よかった。



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2008年05月10日

里帰りウォーキング

予定日1ヶ月半前に実家へ里帰りしました。

実家には偶然姉も初出産で里帰りしていたので
姉と同じ部屋で生活、しかもダブルベッドで一緒に寝る。
長く姉妹をやってきたが、ここまで姉と密着生活したことはなく
プライバシーもへったくれもない日々。
しかしまぁ、これはこれで貴重な経験か・・・。

ところで妊娠後期は体重の増えすぎを抑え早く産む為にも
運動(特に散歩がよい)しなければならないのですが
一人で毎日散歩するというのは苦痛なもので
自宅にいるときは、土日以外なかなか運動できませんでした。
体重が増えすぎたのも致し方あるまい。
(ちなみにワタクシ、出産時は+16キロ・・・
 普通は+10キロで良い)

一方、実家には姉のほかダイエット中の母もいるので
ウォーキングのパートナーには事欠かず
身重(本当に重い)の体でも毎日欠かさず30分〜1時間、
小雨程度では休まずウォーキングに燃えました。
これは妊婦としてはかなり頑張ってる方ではないだろうか。

さて、里帰り先の産婦人科の先生は
体重増加にかなり厳しくて
太ると怒られます。

先生「体重増えてますね、気をつけて下さい」
私「いえ、この服は重いんです」(この病院では体重計に服のまま乗り、500g引いて計る)
先生「でも1キロはないでしょう」
ムゥ・・・!
先生「では質問がなければこれで」
私「先生!私、毎日1時間以上ウォーキングしてるのですが、どうですか」
先生「もっと歩いてもいいでしょう」
ウッ・・・!

「運動しすぎには注意してください」と
言ってくれると期待していたのに…キー悔しい。

このクールな先生に心配してもらいたい。
・・・来週こそは言わせてやる!!

と、それから毎日2〜4時間歩き、平均でも3時間をマーク!
毎日汗だくヘトヘトで、ちょっと体に悪いんじゃないかとまで思ったが
それでも先生に「やりすぎ」と言わせたくて意地で頑張った私。

そして結果どうなったかというと…
次の検診前になんと産気付き、出産してしまいました。

「運動しすぎには注意してください」は
夢に終わった・・・。




でもま、
予定日より早く産む事ができたのは
確実にあのウォーキングのお陰だったと思うのです。

妊婦の方、早く産みたかったらとにかくウォーキングが効きますよ。



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